JAGMOの『英雄たちの譚詩曲‐聖なる交響楽団‐』は最高にブラボーなコンサートだった
クリスマスはやっぱりゲーム音楽のコンサートだよね!
今回のJAGMOのコンサートは最高でした。JAGMO史上最もブラボーな演奏会だったと思います。
まず演奏曲目が半分以上新曲。それでいて選曲・編曲・演奏がいずれも凄く良い。
特に後半のプログラムが良くて、演奏が終わるたびにブラボーって言ってる人がいた。こんなにブラボーが聞こえた演奏会は初めてじゃないかな。
最初のサクラ大戦メドレーはトランペットが少しうるさかったかな。でも、公演ごとに編曲の練度を上げて再演するのはいいですね。
後半はオーケストラ演奏初の楽曲が目白押し。
ワイルドアームズメドレーはぐっときた。やっぱなるけさんのメロディー良いんだよなあ。
アトリエシリーズはアップテンポな深澤恵梨香さんの編曲が見事でしたね。各楽器が強めに音を鳴らしても演奏の空間的な造形が崩れないのは素晴らしいです。イトケン節ならぬ深澤節みたいな(笑)。
そして最後の大神ですよ。和太鼓や和楽器とフルオーケストラの融合がゲーム音楽の演奏の新境地を切り開きましたね。JAGMO伝説爆誕です。
最後の陽はまた昇るは大神屈指の名曲ですが、フルオーケストラで聴くのは格別ですね。あと和太鼓の音を聴くと気分が高揚するのは日本人の遺伝子が騒ぐからなのか。
ワイルドアームズメドレーとアトリエシリーズの演奏はJAGMOの新しい顔としてこれからレパートリーに入ってくるんじゃないかな。多分また聴きたい人が沢山いると思うし、一回限りで終わらせるのは勿体ないですぞ。
本当に今回のコンサートは良かったので、公演が終わった後にダッシュでパンフレットを買いに行きました。ついでにテイクアウトライブカードも。
「ゲーム音楽を音楽史に残る文化にする」というJAGMOのビジョンには心から共感するし、パトロネージュして少しでも支えたいしね。
来年のJAGMOの演奏会も楽しみですね。
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